The First weekend tasting of June
ワインに関わる者は、つい、「暑くなる→白ワイン→リースリング!」という流れになりがちで、、、
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Date: 6/1(金)& 2(土)
Time: 開店 9:00〜
Item:フレンチRiesling&ジャーマンRiesling
15年以上前、まだレストランで働いている頃、私に影響を与えたオーストラリア人のソムリエがリースリング押しで、「シャルドネより楽しいよ、ゴクゴク飲んで!」と言いまくるので、私達はリースリングが大好きになって、たくさん売っていました。
その3年後、輸入元で働いた時に初めて知ったのは「リースリングの人気の無さ」でした。
ドイツの「甘いリースリング」のイメージが先行していたのでしょうか、私はまだ若かったですし、経験も浅く分析ができていませんでしたが、とにかく需要がなかった事に驚いていました。
ですが、その良さは次第にプロフェッショナル達の中で話題になっていきます。ドイツのリースリング種のワインも残糖分による格付けではなく、2002年スタートのドイツプレディカーツワイン生産者協会(VDP)による土地を元にした格付けのものが日本に入ってきたり、2009年にはリースリングリングという世界のリースリング種の魅力を伝えるプロモーション活動も始まり、認知度もだいぶ上がっていきます。
最近は一般の方でもリースリング好きの方がいらっしゃって、お話を伺うととても嬉しくなります!
前置きが長くなりましたが、今回はフランス産とドイツ産2種類ご案内です〜。
16′ ヴァンダルザス リースリング(白・辛口)店頭価格¥3,132(税込)
アンドレ ステンツ / 仏・アルザス
アルザス地方は寒いので、ワインは補糖されることがしばしばあります。さらに、酸味が高いので、そればかりを飲んでいると疲れてしまいます。
「疲れ」に気づいたのは、アルザスワインだけの試飲会に行き、アルザスの白ばかりを飲んでいた時でした。こってりしたワインなら疲れるのはわかりますが、爽やかなワインに疲れる事なんてないと思っていましたが、違ったんですね。
(歳のせい?)
クタクタなときに最後に飲んだのがこのアンドレステンツ 。
その味わいはまさに癒し!酸は高いけど無理していない自然な果実味。なんでこんなに優しいんですか?ブースに立つ営業さんに聞いたところ、「あー、補糖してないからですかねー」と。それ以外にも畑仕事や醸造面での丁寧な仕事ももちろんあると思います。
その優しさ、味わってみてください。
15’シーファー リースリング(白・辛口)店頭価格¥2,808(税込)
ファン フォルクセン / ドイツ・ザール
ここのは輸入元勤務時に取り扱っており、ワイナリーも訪問しました。
ファンフォルクセン はドイツの最も素晴らしいワインを造るエゴンミューラーと同じシャルツホフベルガーの畑を所有、(もちろん同ワインも作っています!)歴史ある醸造所です。現当主はここを買い取った形となります。買い取った当時はあまり良い状況ではなかったようですが、現当主が有機栽培を始めたりVDPに加盟したり、品質はどんどん回復していきます。
畑にも行きましたが、その土壌は少し掘るだけでミミズがうようよ、フッカフカの土。ワインの品質も納得です。
ドイツワインの主流はもう甘口ではありません。辛口のリースリングを是非試してみてください!アジアンフードにぴったりですよ!
The first weekend tasting of June.
Friday 6/1 between 9am-6:30pm
Saturday 6/2 between 9am-7pm
Item: French Riesling × German Riesling
16 Vin d’Alsace Riesling, Andre Stentz ¥3132 inc tax
15 Schiefer Riesling, Van Volxem ¥2808 inc tax
Thank you for reading and see you on weekend!