2018年度ノヴェッロ解禁!【カンティーナ・アルデノCantina Aldeno 18′ テロルデゴ・ノヴェッロTeroldego Novello 】

Ciao! Vendemmia 2018!!!

イタリアで最も早くぶどうが熟すところは…?

南のシチリア?と思いつつ、違うんです。北の【トレンティーノ州】だそうです。

アルトアディジェには行ったことがあるのですが、トレンティーノは通ったことしかありません。。

スプマンテの「フェラーリ」のイメージで平地が多いのかなぁと思っていましたが、アルトアディジェのように川を挟む急勾配の斜面があるらしく、川からの太陽光の反射などの影響でしっかりとぶどうが熟し、南よりもずっと早くワインを造ることができるそうです。それが要因でトレンティーノに【ノヴェッロ】の文化ができたとか。

さぁ、新酒にポジティブになった私が2018年度のノヴェッロ、本日の朝9時に試飲しました!

フレッシュブルーベリーのような凝縮した香り、細かく柔らかい酸味、ウンウン、オイシイ!

すると、私を新酒ポジティヴに変えてくれたワイン輸入会社の社長さんから電話が。

17年は猛暑の年、ノヴェッロも酸味がほとんどなく、凝縮した味わいだったそう。

今年18年は夏過ぎまでは同じような感じできていたそうですが、9/20の収穫の前に雨が少し降り、気温が少し落ち着き、酸とタンニンがのってきたそうです。

ここから読み取れるのは【18年の北イタリアは長期熟成に向いた良い年になる可能性がある」ということ。

ワインの良い悪いには色々意味があります。

収穫量が多い方が「いい」。

収穫量が少なくても一房一粒に凝縮されたぶどうができた方が「いい」。

暑くて酸味が少ない方が「いい」。

涼しくて酸味がある方が熟成できるので「いい」。

何をもって「いい」というのかはその人次第ですが、通常ワインの評論家たちは長期熟成できるポテンシャルをもっているワインに対して「いい」と言います。

18年度の北イタリアのノヴェッロに関しては綺麗な細かい酸味とタンニンがありました。

これは長期熟成に向いている可能性があります。

これからが楽しみです!

 

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