メゼババ訪問
亀戸のイタリア料理店メゼババ。2年先の予約まで埋まってるらしい、とんでもないお店です。運よく、友人が誘ってくれて先日訪問してきました。
カウンターのみ、ワインはボトルのみ、注文は最初にする事。
出てきた料理は驚くほどシンプル。上質の素材と調味料を使いこなして、何も飾るところがない。
レモンのパスタを頼んでいたので、薄い赤かロゼが飲みたいと伝え、出てきた中から選んだのはシチリアのI Vigneri Vinudilice うっすいロゼです。シェフの高山さんからは「これはボトル差がすごくあるので、この味でダメだったら出しませんから。でも、いい時はすごく良くて、自分のために取っておいてた残り1本なんです。」とのこと。「ご自身のためのボトルなのに、すみません、これください」と注文しました。
味わいはデリケートな色と香りと味わい、シトラスフルーツ、ハイビスカス、コブミカンやレモンバームのようなスパイス。「たぶんアタリ」でした!もちろんレモンのパスタと相性ばっちし!
自分でワイン屋を始めて、前よりセレクションに迷うことが多々あります。
今流行ってる可愛いラベルのナチュラル系、正統派、モダンな造り、、、
でも、ここに来て、見えたことは「自分を信じること」でした。
どんな造りのワインでもいいから、やっぱり自分がいいと思うものを理由を以って、信念を以って売ろうと思います。
メゼババの高山シェフ、ごちそうさまでした!